ワタミの渡邉美樹会長です。
私は、先日彼の講演会に行ってきました。
当日体調がすぐれず、最後まで行くか行くまいか悩んでいたのですが、行ってきて本当によかったです!
彼はこの頃、よくワイドショーなどのコメンテーターとしてTVに出てきます。
そんな彼を見ていて、クリエイター だと知っていました。
彼のクリエイター たる行動・言動パターンは、下記のとおりです。
- 外食、病院、介護、学校と、次々と事業を展開
- 「スクール・エイド・ジャパン」理事長カンボジアに学校を建て続けている
- エネルギーが高い
- 常に明確な夢を持っている
- 影響力がある(リーダータイプ)
実は、私は国内外において様々なセミナー/講演を見ていますが
今回の渡邉会長のお話は、その中でもトップレベルでした。
実績が伴っているからでしょうか。
彼の新しい本の名前は、「勝つまで戦う」です。
そこで、彼は言っていました。
「僕が “負けた” と思う人、それは、マザー・テレサだと。
まだまだ彼女には及ばないけれど、死ぬまでにはもっともっと近づきたいと。
私は、そこにいくか・・・と思いました。
それほど、彼にとって社会貢献が大きな位置を占めているのです。
最後にもう一人、「負けた」という人がでてきました。
それは、オランダのおばあちゃん。
彼が社会制度の調査のために最近オランダに行った時のこと。
彼女は、年金はもらっているけど
それ以外にもらう権利のあるお金(名前は忘れてしまいました、すいません・・)
13万円をもらっていないそうです。
おばあちゃん「わたしゃ、年金だけで十分暮らしていける。私がその13万円をもらわなかったら、政府がもっと有意義にそのお金を必要なところで使ってくれると思うんだよ・・。」
美樹会長「そんなこと言って、政治家が正しいところにお金を使うとは限らないじゃないですか?」
おばあちゃん「政治家たちも、もちろん間違うことがある。でも、我々が彼らを選んだ。もし、間違った人が選ばれていたなら、次の選挙で選びなおせばいい。私は、この国を、そしてこの国の国民を信じているんだよ。」
と言われたそうです。
そこで、渡邉さんは「負けた」と思ったそうです。
素晴らしいですね!
みなさんは、日本という国に対して「ありがとう」と思ったことはありますか?
私は、たくさんあります・・・。ちょっと、ご紹介しますと、
最初に感じたのは、20歳ごろ。
私は18の時、渡米して20代ずっとアメリカで過ごしましたが、当初は仕送りを受けていました。
ウチは、中の上くらいの平均的な日本の家庭です。
そんな時、初めて円高が起こり1ドル180円になりました。
両親にとってもありがたかったと思うのですが、仕送りは私のアメリカ生活の支え。
日本の経済力に本当に感謝しました。
「日本のオヤジ達、ありがとー」と言いました。
彼らが頑張ってくれたから、その恩恵を私が受けられていると思ったのです。
また、アメリカで引越しをする時(実は私は10回以上引越しをしています)、日本人というだけで信用されました。
これも、先輩たちが真面目に家賃を払っていてくれたおかげです。
ちょっと話がずれましたが、この日本をつくる選挙があさってに迫っています。
あのオランダのおばあちゃんが言ったような自分達が信頼できる日本をつくるためにも、ぜひ投票に行きましょう。